ストーリー

Season1

#3821日(土)23:40〜

ネットに上げられた1本の動画。何者かが、とある村の洞窟に入っていく。暗がりの中、古ぼけた祠に打ち付けられる金づち。次の瞬間、獣のような雄たけびが洞窟内に響き渡り、カメラが地面にたたき落される。動画には謎の声が残されていた。
『全部、鬼のせいだ――――』

高槻(伊野尾慧)の元に調査の依頼が入る。動画の洞窟がある村役場が、動画のせいで問い合わせが殺到し困っているというのだ。尚哉(神宮寺勇太)に動画を見てもらった高槻は謎の声が歪んでいないことを知り喜ぶ。
「この動画は本物なんだね。素晴らしい!」

早速、尚哉、瑠衣子(岡田結実)とともに村を訪れる高槻。そこには、かつて村を襲った鬼を退治したという伝説が遺されていた。役場の職員・山村肇(冨田佳輔)の案内で村を見て回る中、洞窟で彼らが目にしたのは額に穴が開いた髑髏だった。

村には鬼を退治したという一族の末裔が住んでいた。毛皮を羽織り猟銃を手にした異様な姿の老人・鬼頭(久保酎吉)。そしてその後ろで無表情に赤子を抱いた鬼頭の息子の妻・実和子(奥村佳恵)。高槻たちは実和子にいざなわれ鬼を守る家に足を踏み入れる。

そんな中、尚哉は高槻の背中に“あるもの”を見てしまう。尚哉の反応に気づいた佐々倉(吉沢悠)は尚哉を鋭く睨みつけ―――

鍵となる人物

BackNumber