
話題の民俗学ミステリー、いよいよ最終回!伊野尾慧VS小池徹平、2時間の話し合い…!?魂がぶつかりあう珠玉のクライマックス!
完全記憶力を持つ民俗学の准教授・高槻彰良(伊野尾慧/ Hey! Say! JUMP)と、人の嘘がわかる大学生・深町尚哉(神宮寺勇太/ King & Prince)の凸凹バディによる謎解き民俗学ミステリー、『WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察 Season2』(全4話)。怪異にまつわる様々な事件の裏にある人間の業をえぐり出す話題の人間ドラマが、今週土曜にいよいよ最終回を迎える。
Season1では主人公・高槻の知識と、それに伴うやさしい解釈で人々を救っていた物語だったが、Season2では人間をさらに深堀りし、単純な解決を見せていないのもこのドラマの魅力の一つ。
Season2から登場の小池徹平演じる謎のカメラマン・寺内一のほとんど瞬きをしていないのではないかという怪演がSeason1にはなかったサスペンス感も盛り上げており、「寺内怖い」「早く真相が知りたい!」と視聴者をテレビの前に釘づけにしているようだ。
最終回では新たに全国各地で起きている失踪事件の真相と、高槻自身が幼少期に遭った神隠し事件の謎が紐解かれる展開に。そんな最終回の撮影はとある神秘的な池で行われた。
青い水をたたえた池を背に芝居をすることになった伊野尾と小池。物語のクライマックスで対峙するのだが、深すぎる脚本の内容をどうやって生きた人間の物語にするか、撮影直前まで二人とも悩んでいたという。

そんな中、クライマックスシーンの撮影の前日、たまたま時間を作ることが出来た伊野尾と小池は、プロデューサー、監督もまじえて、それぞれの思いをぶつけあったという。
番組P「高槻として生きてきた伊野尾さんは高槻としての脚本の解釈を、そして小池さんは寺内として読んだときに感じた感情を素直に話してくださいました。正直、どちらの感覚も正解で……何を選ぶべきか、監督も含めて2時間以上話し合いましたね。でも結局結論が出なくて……(苦笑)」
結局、演技プランが固まらないまま撮影を迎えた伊野尾と小池。監督からは「感じたままをそのままぶつけてほしい」とだけ指示があり、クライマックスシーンの芝居が始まったという。その時の様子を前述の番組Pはこう述懐している。
番組P「シーンの内容は脚本で知っている筈なのに何が起こるか分からない緊張感が現場に漂ってました。ただ、ピリピリした空気、という感じではなくて、何か大きなものに包まれている感覚と言うか……伊野尾さんには高槻として、小池さんには寺内として、ただそこに存在してもらえればきっと何かが生まれる妙な安心感があったんです。撮影が始まると、その感覚が間違っていないことが分かりました。お二人から脚本とは違う動きが出てきたんですが……それを見せられた我々はもう完落ち状態。そうだよな、こういうことだよなって鳥肌を超えたあったかい気持ちが自分の内側から湧いてきたんです。長いこと、この仕事をやってますが、あの感覚は初めてでしたね」

伊野尾慧という役者と、小池徹平という役者が魂をぶつけ合った珠玉のクライマックス。最終回では尚哉演じる神宮寺勇太、高槻の幼なじみ・佐々倉を演じる吉沢悠の見せ場も見逃し厳禁!
「WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察Season2」最終回最大の怪異事件の謎を追う「神隠しの怪」は、明後日3月26日土曜23時40分から放送(東海テレビ・フジテレビ系)。ちなみに第3話の「開けてはいけない箱の怪」を見逃した方、もう一度見たい方はFODへお急ぎあれ!